2009年4月28日火曜日

ネットエージェント、GWの国内旅行予約が好調

2009年4月25日観光経済新聞を抜粋編集

 景気低迷のなか、今年のゴールデンウイーク(GW)休暇を利用した国内旅行は、定額給付金の支給や高速道路のETC割引による旅行者の増加が期待されている。大手旅行各社がGW期間中の予約を堅調に集めているなか、各ネットエージェントも豊富な宿泊プランで予約数を伸ばしている。インターネット経由の手軽さや自分で交通手段を予約できる利便性などを強みに、間際の需要も取り込みそうな勢いだ。

 リクルートが運営する「じゃらんnet」もGW(5月3~5日)の予約数を大きく伸ばしている。19日現在の予約人泊数は前年同期比32%増。その後も順調に予約が入っており、「間際はもっと伸びるのではないか」と同社旅行カンパニーでは見る。

2009年4月27日月曜日

旅へさそうキャッチコピートップ10

1964年から43年間に新聞に掲載された1000本のキャッチコピーの中のトップ10です。「旅の販促研究所」発表です。

  1. 世界遺産の旧市街 そこは「魅惑の迷宮」
  2. でっかいどう、北海道
  3. 自分が見えなくなったら、世界を見に行きなさい。
  4. 時計を脱いで、バリ島へ。
  5. 羊の数だけあるニュージーランド
  6. 旅は”心の貯金”です あなたを豊かにし、日本を再発見するために
  7. 自分に行き詰ったら、旅が最高の薬です。
  8. 空気のおかわり、もう一杯。カナディアン・ロッキー
  9. 仕事を休んで、私に戻る。列車の旅、のんびり小町
  10. 鈴を鳴らして……オーロラウォッチング この冬、一生に一度のオーロラ

2009年4月25日土曜日

麻生首相、「新たな成長戦略の柱の1つは観光」と強調

2009年4月25日観光経済新聞を抜粋編集

 麻生太郎首相はこのほど、「新たな成長戦略」を明らかにした。同戦略は、(1)日本の魅力発信(2)低炭素革命で世界をリードできる国(3)安心・元気な健康長寿社会──を3 本柱に掲げ、特に魅力発信では「キラリと光る観光大国を目指す」と強調した。

 首相は、政府が目標とする20年の訪日外客2千万人を「実現したいと思う」と述べ、「きちんと魅力をアピールし、必要な措置を行えば外国人旅行者は必ず増える」との見通しを示した。

 そのため、日本へのアクセス改善に取り組むのが急務と指摘、「成田空港の場合、外国人の入国審査の待ち時間は最長28分。これを半減させ15分とし、成田から羽田への国内線への乗り継ぎ時間を現在の100分程度から50分台にする」と具体的な数字を挙げて説明した。

 観光地の景観、町並みの改善にも意欲を示した。首相は「無電柱化することによって観光客が増加した」と福島県会津若松の大内宿の例を挙げ、「今後3年間で30カ所を選んで無電柱化などの景観工事を進め、魅力的な町並み風景を作る」と述べた。

2009年4月12日日曜日

群馬県観光国際協会、地元視点でツアー造成

2009年4月11日観光経済新聞を抜粋編集

 群馬県観光国際協会(前橋市)は4月から、県や市町村と連携して地域密着型ツアーを開始する。地元ボランティアによるガイド付きで、まず、「花」をテーマに5コースを設定。ツアー代金も定額給付金を意識し、いずれも1人6千円以下とした。同協会では「全県的な協力態勢での着地型ツアーの企画・販売は、全国でも珍しいのではないか」と話している。

 同協会では期間中に約300のツアーを造成する方針で「各市町村は少なくとも1ツアー以上の造成を目指す。今後は複数の市町村にまたがるツアー、県全体を対象としたツアーも造りたい」と意欲を示す。

2009年4月9日木曜日

訪日中国人旅行者の個人観光ビザ解禁へ

2009年4月4日 観光経済新聞を抜粋編集

 政府は、中国人の訪日について個人観光査証(ビザ)を7月から発給する方針を明らかにした。個人年収25万元(日本円換算で約350万円)以上の富裕層を対象とする。1年間は試行期間として北京、上海、広州の居住者に限定するが、その後には全土に拡大する。世界的な景気後退で訪日外国人旅行者が減少する中、消費意欲の高い中国人富裕層の誘致拡大が期待される。

 個人観光ビザを取得した旅行者には、旅行会社の添乗員を同行する必要はなくなる。昨年3月から発給している家族観光ビザでは2~3人のグループでありながら、団体観光ビザと同様に日本、中国双方の添乗員の同行が義務づけられ、旅行の自由度や費用設定の足かせとなっていた。

 観光庁では個人観光ビザの導入を加味して、2009年の訪日中国人旅行者数を前年比約14万人増の114万人、2010年には125万人を見込んでいる。