2010年2月28日日曜日

観光立国へ休日分散を

観光立国へ休日分散を 大串 洋一

2010年2月21日日曜日

地域いきいき観光まちづくり2009 国交省

地域いきいき観光まちづくり2009国交省

以下観光経済新聞より

国土交通省はこのほど、全国から観光地域づくりの優れた事例を収集した「地域いきいき観光まちづくり2009」をまとめた。過去にも観光地域づくりの事例集を作成したが、今回は、地域づくりに取り組む関係者の参考にしやすいように課題別に編集したのが特徴。「宿泊魅力の向上」や「ニューツーリズムの推進」など8テーマ28項目に89事例が紹介されている。さらに多数の参考事例も収録した。観光庁のホームページなどから閲覧できる。

宿泊魅力の向上
「湯めぐり、そぞろ歩きの環境整備」の事例では、杖立温泉(熊本・小国町)を取り上げた。昭和レトロ調のまち並みや路地を生かした温泉街のまち歩きが魅力。案内人の育成やイベントづくりで成果を上げている。

「朝・夕のイベント開発」では、勝浦朝市(千葉・勝浦市)の取り組みを紹介。天正年間に始まる歴史ある市で、商店街や出店者など地域の関係者が連携して活性化に努めてきた。テレビや雑誌の取材にも積極的に協力し、客数を増やしている。

ニューツーリズム
農業体験などを提供する「グリーンツーリズム」に、越後田舎体験(新潟・上越市、十日町市)の事例を挙げた。町村合併の以前に中山間地域の6町村が広域で体験型観光に取り組んだのが始まり。稲作や地引網など“ほんもの体験趦を提供し、修学旅行などの受け入れを伸ばしている。

「ヘルスツーリズム」では、飯山(長野・飯山市)の森林セラピーを紹介。ブナなどの森林が持つリラックス効果を立証し、森林でのヨガやノルディックウォーキングなどをメニュー化。ガイドの育成も進めている。

新たな客層の開拓
外国人に目を向けた「インバウンドへの取り組み」では、下町文化を生かした浅草、両国、向島(東京・台東区、墨田区)の「ゆかたDEガイドツアー」などの文化体験の取り組みを掲載した。地理的な条件を生かした与那国島(沖縄・与那国町)の台湾との交流、対馬(長崎・対馬市)の韓国との交流なども取り上げている。

環境・景観の整備
「温泉街の保存・再生」の事例として、層雲峡温泉(北海道・上川町)を紹介。廃屋や休業店舗が残る町並みを再整備。住民の意見を調整し、自然環境と調和した山岳公園都市を目指したまちづくりを進めている。

また、城崎温泉(兵庫・豊岡市)の町並み保存の事例も取り上げた。外湯、木造の建造物、柳の並木などを生かしている。景観だけでなく、温泉街を「一つの宿」と捉え、事業者や住民が共存共栄の精神で旅行者を受け入れている。

小論 中国経済を活用し、観光を日本のリーディング産業に育成せよ

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2010年2月10日水曜日

グリーンペダルマップ、東京の自転車用マップ

グリーンペダルマップ東京の自転車用マップ。オススメスポット、自転車店、危険個所

2010年2月8日月曜日

溝畑宏観光庁長官、中国観光ビザ緩和は「5月までに方向性」

溝畑宏観光庁長官、中国観光ビザ緩和は「5月までに方向性」
2010年2月6日 観光経済新聞を抜粋編集

 観光庁の溝畑宏長官は、2009年の訪日外客数が前年比2割減の679万人だったことを踏まえ、「厳しい現状だが、訪日市場は回復基調に入っており、1千万人実現に向けて打つ手はすべて打つ」と述べた。中国の訪日個人観光査証(ビザ)の発給要件などの緩和では、5月ごろまでに方向性を出したい考えを示した。

 溝畑長官は「679万人を1千万人にするには47%の増加が必要。数字だけみると高い目標だが、最重要市場(韓国、台湾、中国、香港)を中心にプロモーションを効果的に進める」とし、3倍増が見込まれるビジット・ジャパン・キャンペーン予算を生かし、きめ細やかに施策を推進すると説明した。

 中国の個人観光ビザの緩和では、「推進本部や成長戦略会議の議論と連動しながら、5、6月までに方針をまとめたい。上海万博(5〜10月)に間に合うよう実施できれば」と述べた。旅行者の所得要件だけでなく、受け入れ旅行会社の手続きや業務の緩和も含めて議論中で、実施可能となったものから早期に実施したいという。