2008年4月5日 観光経済新聞を抜粋編集
子育てにやさしい住まいの認定事業などを行うミキハウス子育て総研(藤田洋社長)は4月から、赤ちゃん同伴旅行がしやすい観光地の第1弾として山梨県北杜市を選定した。
選定事業「ベビーズヴァカンスタウン選定プロジェクト」は、0〜3歳の子どもを持つ家族の旅の目的地として、ハードとソフトの両面のサポート体制を整えている地域を選定するもの。市町村や温泉地など地域が一体となって整備を進めているところを認定する。
藤田社長は「乳幼児連れのお母さんは、リフレッシュも含め、子どもと一緒に旅行したいと考えている人が多い。地元の人との顔の見える交流などをすることで、自分のふるさとに帰ってくるように、子連れのリピーターになってくれれば」と述べたほか、「子どもの学校を気にする必要がないため、子連れママは平日が動きやすい。平日需要の喚起にもつながるのでは」とニーズの掘り起こしに期待感を示した。