2009年7月18日土曜日

観光庁が体験型旅行を支援、団塊世代の女性らに焦点

2009.7.15 16:39 産経新聞を抜粋編集

 観光庁は15日、産業遺産の見学など地域資源を活用した体験・交流型の旅行「ニューツーリズム」の普及に向け、宣伝費などの一部を国が負担する実証事業に28件のツアーを採択したと発表した。

 採択されたのは、団塊世代の女性をターゲットに、かつて絹の流通ルートだった群馬、長野県境の碓氷峠の鉄道施設跡などを見学する「知的美人が行く西上州シルクロードツアー」や、京都市内に残る唯一の水引工芸職人の指導で体験製作などを行う「きょうとリラクゼーション・ツアー」など。

 各ツアーは地元の観光協会や旅行会社などが主催。参加者へのアンケートを実施し、結果を今後の旅行商品づくりに役立ててもらう。