2008年8月20日水曜日

訪日富裕層獲得へ本腰 世界宿文化研究学会

2008年8月9日観光経済新聞を抜粋編集

 小規模高品質の宿の経営者の「世界宿文化研究学会」は、旅館の魅力をアピールし、外国人富裕層の囲い込みを図る。

 同学会は今年で設立12年目。いずれの宿も小規模なうえ、伝統の重みや個性的なもてなしなどで集客力も高いが、「それでも集客、経営は容易ではない」。そこで同学会では、訪日富裕層を取り込もうと効果的な方法を検討。英語版のサイトを用意した。

 今回JNTOの事業パートナーとなったのは、JNTOサイトの宿泊横断検索を利用できるため。JNTOサイトから各宿の英語の予約案内ページまでの導線をつないだことで、訪日客の予約増が期待できる

 これまでインバウンドに消極的だった旅館も、近年の訪日客拡大を受けて取り組みを活発化しつつある。

世界宿文化研究学会【英】